肩の力を抜いて、呼吸を整える。
心と目線を同じ方向に向けて、自然の力を借りる。 
それは嘘のようにまっすぐ、力強く飛んでいった。
もっともっと楽に生きていいんだ。
考えないことも必要なんだ、と。

傍から見れば、空っぽの宝箱。
蓋を開ければ、目には見えない宝物がいっぱい。


劇団四季ミュージカル「CATS」ロングラン・キャスト


一番有名な作品だけど、初めて鑑賞。
鳥肌と、感動の涙。ひとつの目標に向かって、皆で作り上げること。ほんのりと高校時代の部活を思い出させる。あの頃は職業病みたいなもんで、舞台を見ても裏側とか照明とかが気になって入り込めないことが多かったけど、さすがにそれも無くなってきた。キャストの中で一番小柄な女性がいたのだけど、数時間歌って踊れるほどの筋肉がついた、ああいう体が理想的だと思った。すごくすごく格好よかった。自分の好きなことを精一杯やっている姿が、眩しくてしかたなかった。