どんどん理想が遠く離れてゆく。
見えていたものも見えなくなって、自己嫌悪の嵐に巻き込まれる。誰にでも優しく、なんて思っていたのはいつだった。慣れすぎた年月のせいもあるのだろうけど、『嫌いな自分』が理性で抑えきれなくなっている。あの頃の自分が一番許せなかった人間になろうとしている。

尊敬するあの人みたいに、もっともっとプラスの力を手に入れたい。纏いたい。
そのためには行動が必要なんだって、わかってる。